肌の皮脂や水分が不足しがちな乾燥肌、全身がカサカサして不快ですよね。特に顔面の乾燥は、洗顔で肌がつっぱったりクレンジングの洗浄力が裏目に出たりして辛いもの。そんな乾燥肌の方は、普段どのようにクレンジング剤や洗顔料を選んでいますか？表示や成分を気にすることなく、適当にクレンジング剤や洗顔料を選んでいませんか？クレンジング剤はその人の肌質によって種類を変えたり使用方法を変えたほうが良い場合があります。本記事では、そんな乾燥肌の方がクレンジング剤を選択する際に気をつけるべき点や使用方法について詳しくご紹介します。乾燥肌持ちでクレンジング剤やケア方法について悩んでいる方は、是非参考にしてください。
乾燥肌の方がクレンジングに気を使ったほうが良い理由
そもそもなぜ乾燥肌の方は洗顔やクレンジングを重要視した方が良いのでしょうか。肌が乾燥する代表的な原因として保湿不足や紫外線などが挙げられますが、実は間違った洗顔やクレンジングも肌の乾燥を招くと言われています。具体的には洗顔時に強く肌をこすったり、界面活性剤などの成分が多く配合されているクレンジング剤を使用することで、肌が乾燥しやすくります。特に乾燥肌の方は、乾燥して角質層の働きが弱まり、バリア機能が低下していることから刺激を受けやすいデリケートな状態と言えます。刺激を受けることでさらに乾燥するという悪循環が生まれるため、肌にダメージが蓄積しないようなスキンケアを行う必要があります。
クレンジング剤には様々な種類がある！
前章で、乾燥肌の方は特にクレンジングに気を使ったほうが良いとご説明しましたが、クレンジング剤には様々な種類があり、どのタイプを購入しようか悩む方も多いと思います。基本的には肌質や効果によって分かれているため、自分の肌質に求める効果によって選択することが大切です。
クレンジングオイル
1つ目はクレンジングオイルです。クレンジングオイルは、とにかく洗浄力が高いのが特徴です。油分と界面活性剤という汚れを浮かす成分が多く配合されており、他のクレンジング剤では落ちないような、肌に密着した汚れまで落としてくれる優れものです。しかしその反面、洗浄力が強いということは肌への負担も大きく、皮脂が多く奪われる可能性が高いです。そのため、乾燥肌の方にはあまりおすすめできません。
クレンジングシート
2つ目はクレンジングシートです。クレンジングシートは、とにかく手軽な点が特徴です。シートでさっと拭き取るだけで、汚れが取れる優れものです。しかし、直接摩擦のダメージが発生するため、肌への負担は比較的大きいです。疲れたときや出先での使用をおすすめします。
クレンジングジェル
3つ目はクレンジングジェルです。ジェルには界面活性剤が多く含まれている水性と油分が多く含まれている油性の2種類があります。水性タイプは比較的肌に優しいため、敏感肌の人におすすめで、マツエクにも使用できます。一方で油性タイプは洗浄力が強く、マツエクが取れる可能性があるため、マツエクには使用できません。
クレンジングクリーム
4つ目はクレンジングクリームです。クレンジングクリームは油分と界面活性剤のバランスが比較的良く、刺激が弱い割に洗浄力もあるのが特徴です。しかし、ここまでで紹介したオイルやジェルなどの洗浄力の高いものには劣るため、ナチュラルメイク向けと言えるでしょう。
クレンジングミルク
5つ目はクレンジングミルクです。クレンジングミルクは、とにかく肌に優しいのが特徴です。洗浄力は特別高いわけではないですが、水分の配合量が高く、肌にうるおいを残しながら洗浄してくれます。敏感肌の方におすすめです。
乾燥肌におすすめのクレンジングとは？
前述で主なクレンジング剤の種類について解説しました。続いては、実際に乾燥肌の方にオススメなクレンジングタイプをご紹介します。
ミルクやクリームタイプがおすすめ
前章でご紹介した通りクレンジング剤は様々な種類がありますが、乾燥肌の方にはミルクタイプやクリームタイプがおすすめです。他の種類のクレンジング剤に比べて肌への刺激が低く、水分と油分のバランスが保たれていることからクレンジング後のしっとり肌にも定評があります。クレンジングによる肌荒れでお悩みの方や肌への刺激が心配な方は、是非ミルクやクリームタイプをお試しください。しかし、洗浄力は比較的低いものが多いため、濃いメイクが落としづらいといった欠点があります。濃いメイクを落とす場合は、ポイントリムーバーなどのアイテムを併用することをオススメします。
保湿成分が多く配合されているもの
乾燥肌や肌が弱い方には保湿成分が多く配合されているクレンジング剤もオススメです。クレンジング剤には油分を落とす働きがあり、皮脂が落とされるため、クレンジング後はどうしても肌が乾燥しやすくなります。「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」のような保湿成分が多く配合されているクレンジング剤を使用することで、保湿しながらメイクを落とせるため、潤いのある肌へと繋がります。
W洗顔不要なもの
W洗顔とは、クレンジングのあとに洗顔することを指します。W洗顔不要タイプは、クレンジング後に洗顔する必要がないため、肌への摩擦回数を減らすことができます。どんなに優しく肌のお手入れをしていても、無意識に肌を刺激している可能性はゼロと言い切れません。W洗顔不要タイプのクレンジング剤を使用することで、肌への摩擦回数を根本的に減らすことができ、乾燥のリスクも軽減されるでしょう。
乾燥肌の正しいクレンジング方法
乾燥肌の方がクレンジングを行う際は、肌の負担を少しでも軽減するために、以下のポイントに注意しましょう。
ゴシゴシと擦らない
乾燥肌のかたはクレンジングの際、肌を擦らないように注意しましょう。メイクを素早く落としたい気持ちから力をつい入れがちですが、肌を擦ると皮脂が剥がれ乾燥に直結します。肌が乾燥すると肌トラブルを招きやすくなり、さらなるケアが必要になるかもしれません。肌には手を直接押し当てず、優しく馴染ませるように行うことが大切です。人差し指は無意識に力が入るので、中指と薬指で優しく肌に触れましょう。
ぬるま湯で行う
クレンジングを行い、ゆすぐ際には水ではなくぬるま湯を使用しましょう。これはクレンジング剤が直接関係しているわけではないですが、肌への負担を軽減するための重要なポイントです。ぬるま湯を使用することで神経がリラックスすることから毛穴が開き、奥深い汚れまで除去することができます。また熱湯で行うと、肌の皮脂まで流れる可能性があるため、熱湯でゆすぐのは控えてください。
クレンジングの際は手を清潔に
クレンジングを行う際は、必ず手を清潔にしてから行いましょう。これは乾燥肌に限った話ではないですが、不潔な手でクレンジングを行うと雑菌や刺激物が肌に付着し、肌トラブルを招く可能性があります。そのため、クレンジングの前にはハンドソープで手を洗う習慣をつけましょう。
乾燥肌の方におすすめのクレンジングバームとは？
ここまで、主なクレンジング剤の種類や使用方法の注意点についてご紹介しましたが、ここでは乾燥肌の方におすすめという点に特化したクレンジング剤をご紹介します。それがクレンジングバームです。クレンジングバームとは、始めは半固形ですが手で暖めるとオイルのように柔らかくなるような素材でできており、保湿成分がたくさん配合されているため、乾燥肌の方にもおすすめです。とろけるような使用感が心地よく、人気を博しています。乾燥肌でお悩みの方には是非お試しいただきたいクレンジング剤です。もし、これからクレンジングバームを試してみたいという方は「ママコスメ クレンジングバーム」をおすすめします。「ママコスメ クレンジングバーム」はダブル洗顔不要で天然由来成分を豊富に配合したお肌に優しいクレンジングバームです。ママコスメ独自設計のオイルホールド構造により、肌に潤いを与えながら汚れをしっかりと落としてくれます。肌に優しいクレンジング剤をお探しの方は是非お試しください！
乾燥肌にはクレンジングバームがおすすめ
いかがでしたか。クレンジング剤には様々な種類があり、肌質や求める効果によって選択することで肌にも優しく効果の高いクレンジングを行うことができます。特に乾燥肌の方は、肌に優しく洗浄力の高いクレンジングバームがおすすめです。肌に潤いを与えながら汚れを落とし、きれいな肌を取り戻しましょう！
